東三河デジタル推進協会が発足 豊橋で9月25日に設立記念の無料講演会

2025/09/13 00:00(公開)
若原学長

 デジタル技術で持続可能な中小企業経営を支えようと、地域の第3セクターや商工会議所などでつくる新組織「東三河デジタル推進協会」が発足した。

 

 情報システムを手掛ける3セクで豊橋市花田町の「ヒミカ」を核に、サイエンス・クリエイトや豊橋商議所、東三河に本部を置く金融機関を正会員とした。他自治体の商議所・商工会とIT企業を賛助会員にする。

 

 7月の法人登記を経て今月の設立総会で、ヒミカの高城一晃社長が会長に就いた。本部は豊橋サイエンスコア(同市西幸町)に置く。

 

 中小や零細企業のデジタル化支援のほか、専門人材の育成、デジタルの普及啓発と調査研究などを主要事業とした。

 

 地元市町村とは、国主導で進む自治体情報システムの標準・共通化を見据え、構築後の地域社会に役立つ活用方法の検討などで連携する。

 

 2023年度に豊橋商議所が相談などの窓口「ITサポートデスク」を設立。金融機関は独自の相談や支援のネットワークがある。これらを一元的にまとめる役割を担い、実働も可能な中間組織を目指す。

 

 協会は設立記念の無料講演会を25日午後2時から、豊橋サイエンスコアで開く。豊橋技術科学大学の若原昭浩学長と、富士通の松本国一氏が講演する。

 

 申し込みは専用フォーム

松本氏
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。

加藤広宣

愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。

最新記事

日付で探す

藤城建設 蒲郡信用金庫 虹の森 さわらび会 住まいLOVE不動産 光生会
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国