県立豊橋東高校は25日、体育大会を開いた。終了後、伝統の「ファイヤーストーム」を演じた。男子生徒が半裸で肩を組んで大きな声で歌うなど勇壮な姿を、保護者や学校近くの人、女子生徒らが見守った。
前身となる豊橋第二中学校時代に学校祭の締めくくりとして開かれていた伝統行事で、70年以上続いている。１～３年の男子約２８０人が参加した。
ストーム係の教職員を中心に学校全体で取り組んでいる。１年生には６月に説明があり、講習会などを経て夏休み終わりごろから本格的に練習が始まる。３年生がリーダーとなり、下級生を指導する。生徒の間でもストームに関連したさまざまな文化があるという。
生徒は掛け声に合わせてグラウンドを走り出し、大きなたき火を中心に円陣を組んで歌った。歌は豊橋第二中学校の校歌「三河の鎮め」や「東高校デカンショ節」など昭和期から伝わるものばかりだ。
鈴木敏夫校長や学年主任らが生徒に担がれて入場。生徒は感謝を込めて歌いながら水しぶきを浴びせた。最後に盛大に花火が打ち上げられた。
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1988年生まれ。三重県津市出身。
地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
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