豊橋市障害者福祉会館「さくらピア」で26日夜、「さくらピア減災学習」が開かれた。館を利用する障害者や家族、関心のある市民ら20人が「災害時のスマホ活用術」に関する講義を受けた。
指定管理者の「豊橋障害者(児)団体連合協議会(豊障連)」が主催。「福祉避難所」でもある同館で長年、避難生活などの検証を続けてきた。避難所体験の取り組みが広まったこと、分散避難の必要性が高まったことから防災・減災教育に切り替えている。
一昨年は「ローリングストック」、昨年は「口腔(こうくう)ケア」に焦点を当てた。今回は情報弱者と呼ばれる障害者や高齢者らに、災害時に少しでも正しい情報、必要な情報を取得してもらおうと専門家による講座を企画した。
ソフトバンクセミナー認定講師の堀畑珠乃さんらが講師を講師に、「緊急時にこそスマホを活用しよう!」と題し、既存の防災アプリの活用方法を学んだ。参加者はアプリを起動させて避難所の設定の仕方などを教わったほか、避難訓練のシミュレーションができるアプリを体験した。
館利用者を対象にした事前アンケートでは、スマートフォンで災害情報を確認する人が多かったものの「やり方がわからない」「持っていない」という人も少なからずいた。「今後の課題にしたい」と職員は語る。
学習後は避難訓練もあり、館内利用者がスムーズな移動を心掛け、近くの公園へと避難した。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
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