豊橋の白土社で10月4日に「蛇連祭」 無声映画を上映 廻り舞台の修復資金に

2025/09/30 00:00(公開)
「ぜひ来場を」と松田さん=東愛知新聞社で

 豊橋市嵩山町の白土社で、「蛇連(じゃれん)祭」が10月4日に開かれる。無声映画の上映があるほか、キッチンカーが来場する。東愛知新聞社など後援。

 

 白土社は廻り舞台があることで知られる。現在は使われておらず、有志らが修復を目指して「白土社の廻り舞台を回す会」を発足させた。会が神社のことを知ってもらいながら修復資金の確保をしようと、新嘗祭の前夜祭として開くことにした。

 

 無声映画は「迷惑帽子」(3分)、「月世界旅行」(13分)、「血煙高田の馬場」(9分)、「チャップリンの冒険」(27分)と「キートンの探偵学入門」(45分)の順に5本を上演する。弁士の大森くみこさんと、ピアノの鳥飼りょうさんが、軽快なせりふと音楽で盛り上げる。

 

 キッチンカーはカレー、クレープ、ホットドッグ、ビール、たこ焼きなど。駐車場は嵩山小学校グラウンドが利用できる。雨天時は会場が西川芸能練習場になる。

 

 キッチンカーは午後4~8時半、映画は午後6~8時。会の松田弥生さんは「家族で楽しめる内容です。気軽に遊びに来てください」と話す。無声映画は大人2000円、中高生500円、小学生以下無料。チケットは豊川堂本店、シライミュージック、コーヒー玉川などで。問い合わせは松田さん(09081364547)へ。

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竹下貴信

1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。

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