【豊橋技科大】キャチロボ競技で上位独占|決勝は学内2チームの対決に

2025/10/08 00:00(公開)
大会で上位を独占した「TUTモノづくりサークル」のメンバー=京都国際会館で(提供)

 京都市の京都国際会館で9月21日にあった学生ロボット競技会「第15回キャチロボバトルコンテスト」(実行委員会主催)で、豊橋技術科学大学の学生サークル「TUTモノづくりサークル」の「負けロボットが多すぎる!」チームが優勝した。同サークルの「とよはし☆キャチロボズ」も準優勝で上位独占した。

 

 豊橋技科大では全国屈指の強豪で知られる学部生中心の「とよはし☆ロボコンズ」が有名だが、モノづくりサークルにはロボコンズ出身の大学院生や学部生ら39人が在籍する。第1回大会から出場を続けており、今大会で5回目の優勝となった。

 

 今大会は全国の大学や高専など95チームが出場した。今回の課題「つかみロボット競技」ではフィールドに置いた菓子箱をロボットのアームでつかみ、指定場所へ収納して得点する。精密な制御や機構設計などロボット製造技術を競った。

 

 豊橋技科大は出場3チームのうち、予選を突破した「負けロボットが多すぎる!」「とよはし☆キャチロボズ」が順調に決勝トーナメントを勝ち進んだ。決勝では学内同士の対決を制した「負けロボットが多すぎる!」に優勝賞金50万円が、準優勝の「とよはし☆キャチロボズ」にも賞金30万円が贈られた。

 

 メンバーらは「これからもさまざまなロボコンものづくり系イベントに挑みたい。大会を通じて技術力のほかチームワークや発想力も磨けた。今後も技科大のものづくりの魅力を発信したい」と意気込んだ。

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加藤広宣

愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。

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