竹の利活用などを考える「ECOキッズフェスタ」が12日、新城市大海の「民宿ながら」で開かれた。
「グランドマルシェ新城ECOの会」が主催。放置される竹林を親子で考えてもらおうと企画した。市内の30人が参加した。
講師の人間環境大学准教授の江口則和さんが「イノシシや鹿がタケノコを好んで食べるために穴だらけとなって地面が軟らかくなる」「竹は花を咲かせるのに100年前後かかるといわれる」と解説した。ECOの会の金子衣律佳会長はジビエ料理と狩猟方法について説明した。
竹筒を使って飯ごう炊飯を体験。炊きたての米と、鹿の焼肉を味わった。両親と参加した小学3年の児童(9)は「竹は流しそうめん用に工作したことがあるけれど、炊飯は初めて。香りがあっておいしい」と話した。
金子会長によると募集開始から30分で満員となった。「キャンセル待ちもあり、高い関心を持ってもらえた。また開催を考えたい」と話した。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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