豊橋市吉川町の「吉川神明社」で1~3日、遷座400年記念大祭があった。
1626年に多米赤岩寺の龍深和尚によって創始され、大林六左右エ衛門が天照大御神を勧請奉祀(かんじょうほうし)して始まったと伝わる。1960年に火災で拝殿が焼失したが、64年に再建された。
1日には獅子舞やみこしが町内を練り歩き、夜には渡御などの遷座祭があった。2日は地域の子どもたちによる稚児行列に続き、吉川煙火会のメンバーが威勢のよいかけ声とともに煙火台物を担いで町内を巡回した。
中学生2人による浦安の舞、小学生4人による豊栄の舞が奉納されるなど神事の後、400年祭記念碑の除幕式があった。
記念碑は「天の岩戸」の日本神話にならい、朝の訪れを告げるニワトリの姿が刻まれている。幕が引かれて姿を現すと、氏子や来賓から拍手が起こった。夜は宵祭りがあり、青年団による模擬店やキッチンカーが並んだ。手筒花火の奉納もあった。
3日は町民によるカラオケや青年団のダンスパフォーマンスや和太鼓演奏、餅投げでにぎわった。
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1988年生まれ。三重県津市出身。
地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。
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