新城市消防本部は、名古屋市消防航空隊と東愛知生コンクリート協同組合との林野火災を想定した合同訓練に「ふれあいパークほうらい」で取り組んだ。
消防車両が入れない場所で山火事が発生し、ヘリコプターで消火するまでの流れを確認した。市消防本部はポンプ車1台と消防隊員ら16人が、消防航空隊はヘリコプター「ひでよし」と隊員7人が、組合はミキサー車1台と3人が参加した。
消防本部から応援要請を受けた組合は水をミキサー車で運搬して補給。「ひでよし」は到着後に空中で静止し、市消防隊員と連携して消火バケツに給水した。その後、火災現場に見立てた山に向けて散水した。陸上の指揮本部はヘリコプターが上空から撮影した映像を共有した。
市消防署の山田康司署長は「春まで空気が乾燥し、火災の危険が高まるシーズン。各関係機関が協力し、円滑に活動して被害を最小限にとどめたい」と述べた。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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