クリスマス用品の製造販売などを手掛ける豊橋市江島町の「井関」(井関吉郎社長)は22日、クリスマスカードと菓子を詰め合わせたクリスマスバスケット140個を豊橋善意銀行に寄託した。地元の福祉施設利用者にプレゼントする。
井関社長は1965年に独自で高齢者施設へブーツを贈り始めた。その後、「子どもたちには夢を、高齢者には元気や勇気を贈りたい」と善意銀行を通して、プレゼントをもらう機会が少ない小規模作業所を中心に市内の福祉事業所へ菓子入りのブーツの寄贈を続けてきた。
今回は、スナック菓子やサンタクロースをデザインしたカードなどを入れた、菓子を食べ終わってからでも小物入れなどに使える手作りのワイヤーバスケットを用意した。
受け渡しは会社であり、井関郁子副社長が善意銀行の中神真常務理事にバスケットを託した。「プレゼントは60年、善意銀行に寄贈を始めて49年になる」と井関社長。パンや菓子などを作る障害者の事業所などに活用してもらおうと、バスケット単体も70個寄付した。
購読残数: / 本
愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
週間ランキング
日付で探す