田原市の三河港田原臨海部で操業するバイオマス発電所が、美しい夜景を作り出している。付近の幹線道路からは時折、闇夜に浮かぶ巨大な要塞(ようさい)のような「工場夜景」がドライバーらを楽しませている。
付近では昨年までに四つのバイオマス発電施設が運転を始めた。なかでも、田原4区(同市白浜二号)では「愛知田原バイオマス発電所」など3施設が集積する。
24時間稼働で木質ペレットなどを主燃料に発電し、一般家庭約10万世帯超の電力を賄える。夜間の巡視など安全確保に多数の照明を使うため、日没から夜明けには闇に沈む埋立地でプラントが煌々(こうこう)と輝く景色が目を引く。
花き農業が盛んな市内では古くから電照菊を栽培する園芸施設が夜景として知られている。全国各地で工場夜景が見直されるなか、バイオマス発電所が新たな地元の夜景スポットとなることに市関係者らも注目している。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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