豊橋の「さくらピア」で減災学習 在宅避難の備えを学ぶ

2026/10/04 00:00(公開)
在宅避難の備えなどを学んだ減災学習
在宅避難の備えなどを学んだ減災学習

  豊橋市障害者福祉会館「さくらピア」で3日、「減災学習」が開かれた。障害者や家族、地域住民、民生児童委員、防災リーダーら25人が参加し、在宅避難の備えや避難行動要支援者支援事業について理解を深めた。

 

 館を管理、運営する豊橋市障害者(児)団体連合協議会(豊障連)の主催。長年、避難所体験などを重ねてきたが、近年は「在宅避難」「分散避難」の重要性に着目し、防災・減災学習へと切り替えている。

 

 今年は自力避難が困難な要配慮者や要支援者が、災害時に命を守り、スムーズな支援を受けられるよう「在宅避難の備え」と「避難行動要支援者支援事業」に焦点を当てた。

 

 前半は、市福祉政策課の石野喜崇さんが「地域で守ろう!要配慮者!! お互いに協力し合えるまちを目指して」と題して講演。平時の備えとして家具固定や、最低3日分の食料や簡易トイレなど個人備蓄の必要性を強調した。自力避難が困難な高齢者や障害者らを対象とした「避難行動要支援者名簿(台帳)」への事前登録を呼び掛け、日頃のあいさつや見守りを通じた地域での安否確認体制づくりの大切さを訴えた。

 

 後半は、さくらピアの本田栄子事務長が「減災おさらい塾」と題して話した。かばんの中に個包装の菓子を常備する工夫や、AIを活用した非常持ち出し袋の作成法など、これまでの防災講座での学びを振り返った。

 

 学習会の最後には全館の職員と利用者が参加して避難行動訓練に取り組んだ。

続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。

田中博子

 愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。

最新記事

日付で探す