豊川稲荷「瑞祥殿」の落慶法要

2016/11/16 00:00(公開)
完成した客殿「瑞祥殿」。左は本殿=豊川稲荷で
 豊川稲荷(豊川閣妙厳寺、本宮顯道山主)で15日、新たな客殿「瑞祥殿(ずいしょうでん)」の完成を祝う落慶法要が営まれた。施工関係者ら約20人が出席し、従業員にもお披露目となった。
 客殿の新装は約100年ぶり。昨年8月から中島工務店(岐阜)によって工事が進められた。鉄骨2階建てで、延床面積は約2928平方㍍。柱などはヒノキの木をふんだんに使用している。高齢者や身体障害者に配慮して段差をなくし、手すりや専用エレベーターもある。
 1階の広いエントランスロビーには祈祷(きとう)や法要の受付所を設置し、大祭では稚児行列が練り歩く。2階には仕切りで3部屋に分割できる252畳の多目的ホールや、「格天井(ごうてんじょう)」と呼ばれる格式高い天井が施され、仏像が置かれる133畳の研修部屋もある。
 今月22日の秋季大祭から利用開始予定。隣の最祥殿や、本殿につながる高廊下に接続する部分も工事を進め、来春完成を目指している。宿泊も可能で、市観光協会の小倉弘善理事(63)は「災害時には市民の避難所としての役割も果たせる」と話した。
(由本裕貴)
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