四半世紀ぶりの快挙 国体ボウリング団体優勝の早川さん

2016/11/18 00:00(公開)
山脇市長に国体での功績を報告した早川さん㊧=豊川市役所で
 10月の岩手国体ボウリング競技・少年女子で団体優勝を果たした桜丘高校2年の早川知里さん(17)=豊川市萩山町=が17日、市役所を訪問し、山脇実市長に結果を報告した。豊川勢の国体でのタイトルはおよそ四半世紀ぶりの快挙となった。
 早川さんは、日本代表の水谷若菜さん(佐屋高1年)とのペアで出場。盛岡市のビッグハウススーパーレーンで行われた試合に臨んだ。
 早川さんらは予選を終えた段階で、1位・鳥取のペアに20本差の2位。「団体なら20本は余裕でひっくり返せる」と自信を胸に、作戦会議を重ねた。
 決勝は互いに譲らず、最後の一投まで分からない白熱した展開。早川さんは最終3ゲーム目の最後の一投を会心のストライクで決めると、わずか3本差で首位に立ち、逆転優勝を飾った。「あまり交流がなかったけど、初めて泣いて抱き合った」と水谷さんとの絆を深めた。
 豊川市出身者の国体での優勝は、1994(平成6)年に地元愛知での「わかしゃち国体」で白井久美子さんが個人で優勝して以来、22年ぶりの快挙だ。
 進学して薬剤師を志す早川さんは「来年は受験があるので、大会に出るのは今年で最後かな」と笑ったが、今後も拠点のコロナキャットボウル豊川店で競技を続けるという。
(由本裕貴)
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