豊川・イオンモール進出計画に住民から意見

2016/11/23 00:00(公開)
大勢の市民が参加した市との意見交換会=豊川市勤労福祉会館で
 豊川市諏訪地区における都市計画マスタープランと立地適正化計画の説明・意見交換会が21日夜、市勤労福祉会館で開かれた。地区内のスズキ豊川工場(白鳥町)跡地予定地へのイオンモール進出計画について、住民からは意見や質問が相次いだ。
 約80人の住民を前に、諏訪地区(南部中・代田中校区)において、まちづくりの指針となる都市計画マスタープランを市職員が説明。「戦略的にぎわい交流エリアの形成」を目的に、プランでは名鉄八幡駅南側の2年後の撤退が決まっているスズキ豊川工場の約14平方㍍を、工業地から商業・業務地に変更することなどを説明した。
 これについて、参加した市民から、もともと市が諏訪中心部を核とした都市計画を掲げていたことを挙げて質問。「モール進出に反対ではないが、八幡駅を軸としたコンパクトシティ推進で、市の中心拠点が変わってしまうのでは」「もっと地元の企業と手を組んだ別の方向も考えるべきでは」といった意見が出た。
 また、地元住民は計画地のすぐ隣に市民病院が立地している点も心配。「病院はもっと静かな環境にあるべきでは」「交通渋滞による救急車への影響はどうなのか」という質問も出た。
 これについて、市は「今後検討を始めていく」と答えたが、住民は「イオンモール側の店の規模が決まってからでは遅い。今のうちから影響の度合いを調査しておくべきだ」と指摘した。
(由本裕貴)
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