豊川南部中1年生が街歩き調査の発表会

2016/11/25 00:00(公開)
寸劇で商店街の活性化策を発表する生徒ら=豊川南部中で
 豊川市南部中学校(伊藤博之校長)で24日、1年生による市の中心部・諏訪地区での街歩き調査の発表会が行われた。市や地元商店街、複合商業施設プリオの関係者らも参加し、子どもたちの斬新なアイデアに真剣に耳を傾けた。
 1年生241人が授業の一環で3~5人で班をつくり、諏訪地区を自由に探索。気付いた点や、街の活性化に向けて創出したいアイデアに知恵を絞った。
 全70班の中で、この日は代表の17班が発表。特に、プリオについての意見が多かった。「諏訪といえば、やっぱりプリオ。親子連れが来れば、街全体が盛り上がる」と、カフェや雑誌・本の閲覧スペースを提案。科学教室の開催や、ボルダリングができるフロア、外観をステンドグラスで彩るなどの意見も出た。
 また、市内の電柱にデコレーションを施すという珍しい案も。「電柱の前で写真を撮る人が増えれば、SNSにアップして全国に拡散し、人がやって来る」と、寸劇を交えてインターネットを活用した活性化案を示した。
 この他、しゃべるいなりん自販機や、諏訪公園に滑り台の設置、空き家をお化け屋敷に改装など、多彩な意見が出た。
 プリオを運営する豊川市開発ビルの篠原泰三さんは「親子を引き込むための切り口は参考になる。いいヒントをいただいた」と話していた。
(由本裕貴)
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