共栄社がグッドデザイン受賞を報告

2016/11/26 00:00(公開)
山脇市長に受賞を報告した安井さん㊥と地宗さん㊧=豊川市役所で
 農業・緑地管理機械メーカーで、10月末に新発売したゴルフコース向け乗用芝刈り機「バロネスLM2710」がグッドデザイン・ベスト100に選ばれた共栄社(豊川市美幸町1、林秀訓代表取締役社長)が25日、市役所で山脇実市長に受賞を報告した。豊川市内の企業では初受賞となった。
 バロネスLM2710は芝刈り機の回転刃物(リールカッター)の回転数と作業速度の割合(クリップピッチ)を一定に保持し、経験の浅い人が操作しても芝の均一な仕上がりが実現できる。
 機体のデザインも含めて開発・設計を担当した開発部の安井隆さん(46)と地宗稔晃さん(30)が市役所を訪問。山脇市長に、東京で開かれた受賞展での、地宗さんによるプレゼンテーションの模様などを動画で紹介した。
 同社は昨年も応募したが落選。安井さんは「最近はデザインだけでなく、性能や社会への貢献度が評価される」と、クリップピッチを一定する機能を考案。近年のゴルフ場は芝の管理費を削減したり、芝刈りの職人が不足している背景もあり、早速注文が来ているという。
 自身もゴルフを楽しむという安井さんらは「ゴルフ場の職員やお客さんとも話す機会が多い。芝の状態を評価するプロゴルファーもいるので、今後も貢献していきたい」と話した。 
(由本裕貴)
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