豊橋産農産物の海外販路拡大へバイヤー招へい

2016/11/30 00:00(公開)
次郎柿畑を熱心に見学するヤット社長ら=豊橋市内で
 豊橋産農産物の海外販路拡大を目指し、豊橋市はシンガポールのバイヤーを招へいし、29日、特産の次郎柿を紹介し、市場なども案内した。30日には、三遠南信地域連携として豊橋、浜松、飯田3市の加工品、農産物の商談会も初めて開催し、同地域から商品を供給できることをPRする。
 招へいしたのは、シンガポールでチョコレートなど菓子専門店を10店舗展開するAUD社のタン・ヤット社長とバイヤーの女性2人。
 同国には別会社を通じてカキ、ナシが輸出されているが、豊橋市は市内の事業者と取引のある同社と船便による輸出、新たな販路の可能性を探るため招いた。
 3人は、次郎柿などが選果されているJA豊橋第6事業所総合集出荷場(石巻本町)を見た後、次郎柿畑も見学。大きさ、価格などについて農家と話した。
 ヤット社長は「丁寧に手入れし、管理がいい。シンガポールに入っている韓国のカキよりきれいでサイズが大きい。品質の良さ、他国の商品との違いをどうするか販売方法を考えたい」と感想を話した。
 3人は、市役所で佐原光一市長らとも懇談。佐原市長は「おいしい時期に出したい」「おいしく食べられる食べ方も提案していく」とトップセールスで売り込んだ。
 野菜、果物の輸出にあたっては、輸送方法が課題となっている。
 30日の商談会は豊橋市内で開かれ、同市の事業者が加工品を展示説明するほか、浜松、飯田両市の農協、食品メーカーが三ヶ日ミカン、リンゴなどを紹介。三遠南信地域で一定期間、商品を供給できることなどをアピールする。
(中村晋也)
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