ハゼ甘露煮作りがピーク

2016/12/06 00:00(公開)
焼き上がったハゼにタレをかける従業員=平松食品御津工場で
 正月を前に、佃煮や甘露煮を製造・販売する豊川市御津町の平松食品御津工場では「三河本ハゼ甘露煮」作りがピークを迎えた。
 5日も、夏に三河湾で水揚げされたハゼが解凍され、従業員によってハラ出し、串打ち、焼成機での焼き上げ、蒸気釜での炊き上げ、タレをかけてパックに詰める作業が進められた。
 今年は豊川(とよがわ)、佐奈川の河口に多くの釣り人が訪れ、水揚げ量は400㌔を超えた。浜名湖エリアでも調達でき、合計約800㌔のハゼを入荷。例年通り、中国産のハゼで量販店向けの全出荷量の約2㌧をまかなう。
 ハゼの甘露煮は、おせち料理に欠かせない一品。ハゼは泳ぎが速く、餌を見つければ必ず食べる習性から「目標達成」に縁起がいいとされる。
 豊橋市梅薮町の直営店では三河産(75㌘)を550円で販売しており、平松賢介社長(55)は「今年のハゼは大きくまるまる太っている。新年にふくよかなハゼを味わってほしい」と話している。
(由本裕貴)
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