蒲郡市で社会福祉大会 車いすアーティスト佐野さん講演

2016/12/11 00:00(公開)
色紙に書いた言葉への思いを語る佐野さん㊨=蒲郡市民会館で
 第17回蒲郡市社会福祉大会(同市社会福祉協議会主催)が10日、同市民会館で開かれた。生まれつき両腕と右足がない先天性四肢欠損症で車いすのアーティスト佐野有美さん(26)が講演し、「支える側と支えられる側の両方の気持ちを素直に伝えていけばお互いの理解も深まっていく」と話した。
 佐野さんは「私があきらめない心を語るなら」を演題に講演。幼少期から左足と3本の足指でチャレンジを続け、字を書くことや箸で食事ができるようになったてことを紹介。「何事もここで終わると他にチャレンジができなくなる。自分の可能性を捨てずに心掛け、プラス志向になった」と振り返った。
 また歌手や講演に取り組むようになり、「人との出会いで成長している。心のコミュニケーションを図ることの大切さを伝えています」と近況を語った。
 ステージでは色紙に「ありがとう」「笑顔」「支え合い」「絆」の4種類の言葉を書く実演も行い、来場者にプレゼントをした。
 大会は4年に一度行っている。講演会の前には同協議会の金原久雄会長が社会福祉事業に貢献した52人と3団体を表彰し手渡した。
(安藤聡)
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