豊橋「まちなか図書館」が目指す事業を試行的に実施

2016/12/21 00:00(公開)
 豊橋市は、豊橋駅東口の駅前大通2丁目地区市街地再開発事業で計画している「まちなか図書館(仮称)」が目指す事業、サービスを試行的に実施している。開館に向け、図書館にかかわる人材や、新たな図書館利用者を発掘するのが狙いだ。来年2月には、小説家・村上春樹の作品に登場する音楽を解説し、演奏する講座を開催する。
 まちなか図書館は2019(平成31)年度中の開館を予定。コンセプトの一つとして再開発エリアの文化施設や中心市街地の店舗などと連携し、魅力的なサービスの提供を掲げる。
 このため今回の講座は、再開発地区に店舗があるオリエント楽器(豊川市)の協力で実施。「音楽で広がる本の世界-村上春樹の作品に寄せて」と題し、作品に出てくる音楽について、解説や朗読、生演奏などで楽しんでもらう。
 市は、魅力的な図書館にするため、開館に先駆けて事業やサービスを試行することにより、図書館に携わる人や企業の掘り起こし、図書館を利用したことのない新たな利用者の取り込みにつなげる。
 講座は2月5日午後2時から、穂の国とよはし芸術劇場プラット。解説は愛知教育大学講師の水川敬章さんが務め、ピアノ、アルトサックスなどの音楽家4人が主にジャズ、ポップスなどを演奏する。
 参加費は無料。先着200人を募っている。申し込みは、まちなか図書館整備推進室(電話0532・55・8102)、市のホームページで受け付けている。
(中村晋也)
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