豊橋の御幸神社で花祭

2017/01/05 00:00(公開)
華やかな衣装を身にまとい舞を披露する子どもたち=豊橋市西幸町の御幸神社で
 御幸神社(豊橋市西幸町)で4日、奥三河の伝統芸能「花祭」があった。豊根村を中心とする入植者らが毎年、新年に故郷を思い舞を奉納している。
 花祭は佐久間ダムの建設に伴い、豊根村で水没した地区から移り住んだ人を中心に、昭和30年代から本格的に始まった。五穀豊穣や無病息災などを願い行っており、現在では神社周辺の3町の氏子からなる花祭幹事会(村松昭信会長)が受け継いでいる。
 幸小3年の寺林瑠君(9)が舞子となった子鬼や、山見鬼、榊鬼が勇壮な舞いを披露し、「テーホヘ、テーホヘ」と掛け声が、深夜まで響いた。
 「花そだて」では一般市民らも参加。2㍍ほどの竹で地面を打ち鳴らし、1年の厄払いをした。
 舞は曽川地区に伝わるもので、入植者2世らを中心に幼児から70代まで約60人が参加。そのうち、初参加の幸小3年の大林凛華さん(8)は、安田彩乃さん(8)奥村恵蓮さん(9)久賀美悠さん(9)の3人と共に花の舞を披露。「舞いは覚えるのが大変だったけど、楽しかった」と話した。
(飯塚雪)
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