小坂井中70周年記念式典

2017/01/10 00:00(公開)
お披露目された「天下の坂中」記念館の看板=小坂井文化会館で
 豊川市小坂井中学校(井上正英校長)の学校創立70周年記念式典が9日、小坂井文化会館(フロイデンホール)で開かれ、来賓や同窓生、1、2年の生徒らが出席した。
 式典では歴代校長や永年勤続者、体育館に電動スクリーンを寄贈した鳥井建設などの記念事業協力者に感謝状を贈呈。坂部新蔵さんが制作した、4月7日に北校舎2階に開設される「天下の坂中」記念館の看板も贈られた。
 同校は1947(昭和22)年4月、男子のみの旧制中学から発足。総勢1万8000人以上の卒業生を輩出してきた。生徒会がその歴史や今後の展望を写真で紹介した後、1963年に当時の生徒会が考案した「誓いのことば」を出席者全員で暗唱した。
 井上校長は「70年の伝統と重みは校訓の『自主』と同窓生の絆でつながっている。先輩に負けないよう、次の10年、また100周年に向けて未来を形作っていってほしい」と生徒に呼びかけた。
 オープニングでは吹奏楽部が演奏し、壁谷茉奈さん(2年)も「津軽海峡冬景色」を熱唱して会場を盛り上げた。
(由本裕貴)
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