豊川市が災害時通訳ボランティア養成

2017/01/17 00:00(公開)
 豊川市が、大規模災害発生時に外国人被災者への通訳・翻訳を担う災害時通訳ボランティアを新設し、今年度中に登録制度を設けることになった。3月に開く養成講座の参加者を募集する。
 市と市国際交流協会は、大地震などの災害が起きた際に被災した外国人への言葉の面でのサポートを行う災害時通訳ボランティアを養成する。
 3月5日(日)にプリオ(諏訪3)4階のとよかわボランティア市民活動センタープリオ視聴覚室で養成講座を開講。東京・東村山市に多文化共生相談員として勤務し、堪能な中国語で熊本地震でも被災者を支援した杉田理恵さんが講師を務める。災害時に直面する課題や通訳としての心構えに関する講演をはじめ、通訳を体験するワークショップ、穂の国まちづくりネットワーク協力による防災ゲームを予定している。
 受講対象は同ボランティアに興味があり、日本語と外国語でコミュニケーションが取れる18歳以上の市内在住・在勤者(高校生を除く)。受講無料で、定員25人。当日は午後1時から4時半まで。
 市は受講者の中から希望者を対象に災害時通訳ボランティアを任命する方針で、3月までに登録制度を設立する。
 市内には5242人の外国人が暮らしており、国籍別で最も多いのがブラジル(2271人)で、次いで中国、韓国、ペルーが多い。このことから、特にポルトガル語や中国語を話せる人材が求められる。申し込みは2月24日までに、市国際交流協会(0533・83・1571)へ。
(由本裕貴)
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