豊川小でラップとダンス出前授業、自由な表現に驚き

2017/01/28 00:00(公開)
ラップを即興で披露する環さん㊨=豊川小学校で
 豊川市の豊川小学校(権田定芳校長)で27日、市主催の公演事業「ありか」に出演するダンサーの島地保武さん(38)とラッパーの環(たまき)ROYさん(35)による出前授業があり、5年生児童50人が参加した。
 島地さんのダンス教室では、子どもたちがグループごとに、平仮名一文字が書かれた紙を手と手で離さないまま、書かれた文字を体で動かして表現するなどのダンスを実践。
 また、環さんはリズムに合わせて五十音順のあいうえおの表を見ながら、母音を基に韻を踏むラップを即興で披露し、同校の校歌の詞も取り入れるなどして児童らを笑わせた。2人によるダンスとラップの合作も披露し、拍手を誘った。
 普段の授業では習わない、固定観念や先入観にとらわれない音楽と踊りの体験に、子どもたちは夢中になった。西牟田年哉君(11)も「踊りで表現するのも難しかったけど、またやってみたい。ラップの音楽も聞いてみたくなった」と話していた。
 公演「ありか」はあす29日に御津文化開館で開催。午後2時からと5時からの2部制で、入場料は一般2500円(前売り2000円)、24歳以下1000円。全席自由。
(由本裕貴)
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