県が新年度予算案を発表

2017/02/14 00:00(公開)
「愛知一番」の書を披露、新年度予算案を発表する大村知事
 県は13日、総額3兆4846億余円の2017年度予算案を発表した。内訳は▽一般会計2兆5209億余円▽特別会計7661億余円▽企業会計1975億余円で、16年度予算最終見込額に比べ一般会計0・2%減、特別会計1・9%増、企業会計18・6%増、総額では1・2%の伸びとなった。英国のEU離脱や米新政権の政策による日米経済関係の動向、中国経済の減速など海外経済の不確実性や金融市場の変動などから県税の太宗を占める法人二税を前年度比803億円減と試算。県税過誤納還付金および還付加算金の増と合わせ1000億円近い減収となると見込んだ。一方、医療・介護の扶助費が増加しており、その収支不足を補てんするため、今年度内の基金の取り崩しを取りやめ、翌年度に再活用するなど、2カ年にわたる財源調整を実施。この10年に集中しているビックプロジェクトを着実に実行していくため、歳出を12の柱に絞って重点配分した。大村秀章知事は記者会見で「愛知一番」と大書した書を掲げ「産業力、経済力、文化力、人材力を、地域力など県の総合力を高めるよう、限られた財源を重点的、効率的に配分した『愛知一番』をめざす予算」と説明した。
(後藤康之)
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