豊橋で「オペラを楽しむセミナー」。鈴木代表が感動生み出す空気づくり語る

2017/02/20 00:00(公開)
妥協のないオペラづくりについて語る鈴木代表=豊橋商工会議所で
オペラ公演を主催する「三河市民オペラ制作委員会」は17日夜、豊橋商工会議所で「第3回オペラを楽しむセミナー」を開いた。プロも注目する舞台を作り上げる過程や工夫点を鈴木伊能勢代表らが語った。
 市民やオペラファンら約100人を前に、鈴木代表は本番で観客を巻き込み「感動を生み出す空気」を作り出す方法を紹介。
 公開オーディションや、指揮者やソリスト、演出家らによるオペラセミナーを継続して開催することで、観客の期待を膨らまし続け、「本番、会場に熱い空気が生まれる」とした。
 委員会メンバーは舞台に出演せず、裏方として活動するのも同会の特徴。鈴木代表は「すべて市民がやったら学芸会になる」と本物にこだわる理由を述べ、その上で感動を地方の物差しで図ることに憤り「東京で上演しても恥ずかしくないレベル」と自信をのぞかせた。
 後半は制作や稽古スケジュールの管理、協賛企業集め、チケット販売など具体的な運営方法について、石黒貴也実行委員長が説明した。
 三河市民オペラ2017年公演「イル・トロヴァトーレ」は5月6、7両日、豊橋市のアイプラザ豊橋で上演する。チケットは穂の国とよはし芸術劇場プラット窓口のほか、チケットぴあなどでも販売している。
(飯塚雪)
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