豊川・小坂井地域交流会館の整備計画案を市長へ報告

2017/02/22 00:01(公開)
山脇市長に計画案を説明する阿部教授㊨=豊川市役所で
 豊川市小坂井地区中心部の老朽化した公共施設を再編し、小坂井地域交流会館(仮称)を整備するための基本計画策定委員会は21日、同市役所で山脇実市長に計画案を報告した。
 昨年7月から4度の委員会や住民アンケートでまとまった案では、現小坂井庁舎の位置に2階構造の施設を新設。1階には吹き抜けの共用ホールを中央に、遊戯室などの児童館機能や集会室などの生涯学習・コミュニティ機能、支所機能を配置。2階には図書館や会議室など設ける。一部3階建てとなる案もある他、児童館機能が広くなり、特に図書館機能が現状の約165平方㍍から約400平方㍍へと大幅に増築する。
 委員長を務めた愛知大学の阿部聖教授(63)は、豊橋市の交流館「ミナクル」を視察した際、充実した図書館が委員から好評だったことを挙げて「きれいな図書館は若い人に人気がある。子連れの方も気軽に来られる施設がほしい」。山脇市長も「読書離れといっても、本が好きな人はたくさんいる」と歓迎した。
 女性委員の積極的な意見も取り入れた計画案は3月市議会で報告され、今年度中に計画を策定。町内会組織が改編された4月以降に住民説明会を行う。4年間の基本・実施設計、工事を経て2021(平成33)年度の共用開始を目指す。
(由本裕貴)
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