豊川の諏訪地区将来ビジョン固まる

2017/03/01 00:00(公開)
諏訪地区の将来ビジョンについて話し合う夏目会長㊧ら参加者=諏訪地区市民館で
 豊川市諏訪地区の商店主らでなるすわポン商店会(夏目貞一会長)は27日夜、同地区市民館で全国商店街支援センターによる最後の研修を受け、冬屋台の新規開催や学生参画によるSNSでの情報発信など、地区の活性化に向けた具体策の方針を固めた。
 会員6人が中心となり、同センターの東明治さんを講師に迎え、昨年9月から5度の研修を受講。商店街の現状や課題を見つめ直し、キャッチフレーズを「やりすぎ諏訪町」に決定。新たに取り組む具体策として4項目、強化する既存の取り組みとして3項目を設定していた。
 最後の研修では、これら7項目について、実行体制、難度、コストの3点で参加者の考えを数値化。総合得点で優先順位を定め、さらに「すぐに実現できる」「条件付きで実現できる」「実現できない」の3点で意見を求めた。
 その結果、①地域住民の交流を深める機会として老人会と連携したスポーツや健康イベント、冬屋台の実施②図書館やプリオカルチャーセンターなど域内文化施設との連携強化③学生参画によるSNSでの情報発信を、すぐに実現させる具体策とし、新たなコミュニティ構築や勉強会、住民ニーズ調査、すわポンの活力強化とコラボ商品開発、域内の商店街と交流連携強化を条件付きで実現させる取り組みに決めた。
 「研修を通じ、みんなの考えがよく分かった」と振り返る夏目会長。議論の中で、隣の八幡地区で進むイオンモール進出計画も出たが「(進出に)一概に反対はできない。東三河がイニシアティブ(主導権)を握れるチャンスだという意見もある。ただ、プリオというビルは町内にとって価値があると思う」と話した。
(由本裕貴)
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