豊橋市自然史博物館で遊んで学べる企画展

2017/05/01 00:00(公開)
ゾウの鼻になりきり、鼻の動きや何を食べるのかを学ぶ男の子=豊橋市自然史博物館で
 豊橋市自然史博物館でボランティアとして働くスタッフが開発、制作したグッズを集めた企画展「ボランティアが作った科学教材」が、同館イントロホールで開かれている。
 同館が前年度に発行した冊子「アイデアいっぱい! 手作り科学教材集」の中から約50点が並ぶ。
 火山の噴火の仕組みを解説するジオラマや、サメの腸管模型、カブトムシが卵からさなぎ、成虫になるまでの過程が分かる変態ぬいぐるみなどのグッズが、その狙いと共に紹介されている。
 実際に触れるものも10点ほど用意。シーラカンスのヒレの数や形が学べるぬいぐるみや、サメが食性により歯の形が違うことが分かる3種類のサイコロパズルなど、遊びながら生物の生態を知ることができる。
 カタツムリの渦の向きが学べるパズルを体験した同市内の山口七愛ちゃん(5)は「右と左があるんだ」と驚いていた。
 グッズは、ボランティアが特別企画展の際、来場者に分かりやすく伝えるために作ってきた。着なくなったシャツや100円ショップの商品など、身近にある材料も紹介しており、奇抜なアイデアの一端に触れられる。
 6月4日まで。観覧無料。ボランティアの塩澤憲治さん(70)は「見て触って、ボランティアが一生懸命作ったその思いを感じてほしい」と話している。
(飯塚雪)
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