新城市長選 白井倫啓氏が出馬表明

2017/07/01 00:01(公開)
新城市長選への出馬を表明した白井市議=新城市役所で
 任期満了に伴う新城市長選挙(10月22日告示、同29日投開票)に、同市議会議員の白井倫啓(みちひろ)氏(59)=杉山、4期=が出馬を表明した。市長選にはNPO法人代表の山本拓哉氏(57)=豊栄=と現職の穂積亮次氏(64)=能登瀬、3期=の2人が立候補を表明しており、これで3人目。現時点では8年前に出馬した3人と同じ構図となっている。
 記者会見で白井市議は「現在の市政は肝心な財政基盤づくりができていない。すでに出馬表明している穂積市長に疑問を投げかけて議論を重ねてきた議員として責任を果たすため」と出馬への決意を説明した。
 財政基盤安定化のために産業戦略が必要と訴える。戦略の策定、実行のために市長直属の「地域産業創出課」を設置し、観光産業の選択と集中▽エネルギーの地産地消▽安心・安全の農業ブランドの構築-の3つを行っていく。
 観光では長篠城址整備計画の見直しと実施、宿泊や飲食施設の充実、エネルギーでは木質バイオマス発電施設の検討実施で製材所の復活、農業施策では有機農業の普及をするために支援体制を整えることを掲げる。
 白井市議は1999(平成11)年に市議会議員選挙初当選。任期途中にあった市町村合併直後の市長選に出馬して落選。13年の市議選で再選した。今秋の市長選には無所属での出馬を表明。「4カ月の中で互いの政策をぶつけあっていきたい」と意気込みを示した。
(安藤聡)
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