豊川工業高と豊川特別支援学校陸上部が交流

2017/08/05 00:00(公開)
ハードルを使ったトレーニングを教える豊川工の部員㊨=豊川市陸上競技場で
 豊川工業高校(水野智久校長)と、豊川特別支援学校(河合千丈校長)高等部の陸上競技部が4日、市陸上競技場で合同練習会に臨んだ。
 9年目を迎える恒例の交流行事には、豊川工から14人、特別支援から13人が参加。グループごとに分かれ、豊川工の部員がストレッチ体操や、ハードルを使ったウォーミングアップトレーニングを実践しながら指導した。
 トラックでは男子は400㍍を5周、女子は3周走った後、100㍍の短距離走も実施。最後は200㍍走リレーで対決し、両校の生徒がたすきをつないで力を合わせた。
 毎年秋に豊川工が駅伝大会に出場する際、特別支援の生徒がメッセージ入りの応援旗を持って激励に駆け付ける他、授業や清掃での交流もある。豊川工の主将・森下翔琉(かける)さん(3年)は「みんなで楽しくコミュニケーションを取りながらできた。教えることは僕らにとってもいい刺激になる」と話した。
 特別支援の陸上競技部も、9月に刈谷市で行われる障害児者のスポーツ大会「愛ぴっく体育大会」に出場予定。主将の松島凌大さん(3年)は「こういう機会を大切にして、学んだことを学校に持ち帰って生かしたい」と話した。
(由本裕貴)
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