新城市鳳来寺山自然科学博物館企画展に見る温暖化

2017/08/09 00:00(公開)
亜熱帯植物のリュウビンタイなどを展示する会場=新城市鳳来寺山自然科学博物館で
 新城市鳳来寺山自然科学博物館で、企画展「動植物のくらしと気候の変動」が開かれている。県内の学術委員が昆虫や植物など生息域が北上していることを28枚のパネルで説明している。31日まで。
 身近な生き物で地球温暖化を考えてもらおうと企画。地球レベルの環境変動、動植物の分布の変化、昆虫の生態などを解説している。 亜熱帯や熱帯のシダ植物リュウビンタイが市内で生息しているのが確認されたことや、本来熱帯のセミが北上してきたことを学術委員が専門分野で説明している。
 委員の水谷英夫さんは紫色のシジミチョウ「ムラサキツバメ」が県内で2000年代に生息が確認されおり、「幼虫期には植物のマテバシイの新葉を食べて育つ。マテバシイは庭園や公園など多く植栽されるようになり、さらに分布範囲を広げていくと思われる」と伝えている。
 入館料は大人200円、中学生以下はほの国パスポート利用で無料。火曜休館。
(安藤聡)
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