豊橋で献身的な障害者介護たたえ2人表彰

　長年、障害のある家族らを在宅で献身的に介護している人たちを対象にした「豊橋市障害者介護者表彰」（同市社協主催）が15日、同市総合福祉センター「あいトピア」で開かれた。
　７年以上介護を続け、介護される側と良好な関係である人を表彰する事業。今回は、長男を33年７カ月介護する市内の芳賀きよ子さん、母親を８年５カ月介護する笠井香代子さんの２人が選ばれ、関係者が感謝状や記念品を贈呈した。
　表彰式には、市社協の河合亮二常務理事、松井晴男事務局長と、趣旨に賛同して長年協力を続けている豊橋みなとライオンズクラブから伊藤浩一会長ら３人が出席。河合常務理事と伊藤会長が２人の労をねぎらい、「お身体に気をつけて頑張ってください」などとそれぞれあいさつし、感謝状や記念品の目録などを手渡した。表彰式後に続いて懇談会が開かれ、被表彰者が各自の体験談などを語った。（田中博子