豊橋創造大・短大が地域住民と意見交換

2018/03/07 00:00(公開)
あいさつをする伊藤理事長・学長=豊橋創造大学で
 今後の地域貢献に役立てようと、豊橋創造大学・短期大学が5日、地域住民との意見交換会を豊橋市牛川町の同校で開いた。牛川周辺5地区の自治会長ら11人と豊橋青年会議所会員、伊藤晴康学長ら計21人が参加し、考えや意見を出し合った。
 一昨年に続いて2回目の開催。地域に根差した大学として、より地域貢献ができるようにと企画された。
 学部構成や地域貢献事業、公開講座実施の状況など同大学について詳しい説明があったあと、参加者らがさまざまな視点から意見を述べた。
 自治会側からは、高齢者らが集う場に同校学生が定期的に訪問して紙芝居や舞踊を見せてくれていい交流ができていることを紹介し、「今年も続けてほしい」と要望。大学は「さまざまな人材がいるので、学生の交流派遣の申し込みを受ける窓口を設けて地域の要望に応えられるようにしていきたい」と答えた。
 「いい公開講座がたくさんあるが、案内がなくて分からない」という声には、地区の回覧で案内を回せるよう話し合いが持たれた。
 男性参加者から展示を見に来た際に「本学の関係者以外立ち入り禁止」の看板が気になったという意見があり、大学側は地域の人の利便性と防犯面で難しい課題だが、「入りやすいよう配慮をしていきたい」と話した。
 他にも、「牛川地区の歴史について研究してもらったら結びつきが強まる」や、地区内でアパート住まいする学生へのごみ出しルールの周知を求める声など、さまざまな意見が出された。
 大学は「いただいた貴重な意見を参考して、これからも地域とよい付き合いをしていきたい」と感謝を示した。
(井嶋義典)
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