豊橋の「駒屋」で浴衣作り体験会

2018/05/26 00:00(公開)
離れ座敷で輸入服地の浴衣を作る参加者=商家「駒屋」で
 豊橋市二川町の商家「駒屋」で、浴衣作りの講座が開かれた。歴史ある建物で最新デジタルミシンを使い、浴衣地ではなく輸入服地を使って仕立てるという、新旧・和洋を織り交ぜたユニークな試みで、30~50代の女性3人が参加した。
 市内の大羽ミシン(大羽弘志社長)の企画。浴衣を縫ってみたいとの要望が多く寄せられたことに加え、ミシン店での講習は敷居が高いとの声もあり、豊橋ならではの開催場所を模索、有形文化財である同所の協力でイベントが実現した。
 この日は離れを会場に、「自分で浴衣を作りたい」「駒屋の中でモノづくりをしてみたい」と事前申し込みがあったミシン初心者を含む豊橋、岡崎、湖西在住の女性3人が参加。同店が用意した裁断済みの和柄の服地をスタッフの指導で丁寧に縫製、座敷にミシンの音が静かに響いた。
 完成した浴衣を手に、参加者は「駒屋の雰囲気の中で浴衣を作る事がとても気持ちよかった。普段なかなかミシンを使う機会が無いので、一日で自分の作品ができ大満足」「愛着の沸く一枚になった。大切に使う。こういった講習会にはまた参加したい」と大喜び。大羽社長(43)は「講習が駒屋を知ってもらうと共にミシンや浴衣に親しむきっかけになれば。先着順のためお断りした希望者もいたので、今後も開催を考えたい」と話していた。
(田中博子)
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