県立新城有教館高校作手校舎は8月31日、昆虫標本を使ったキーホルダーのワークショップを新城市作手高里の校舎で開いた。外来生物で県内で繁殖が確認されている「フェモラータオオモモブトハムシ」を使った。
生徒有志でつくる「作手校舎農業クラブ生物保全プロジェクト班」が主催。班は環境保全や昆虫の有効活用方法を探っている。体長2㌢ほどで昨年に名古屋市で採取した「フェモラータオオモモブトハムシ」を標本として用意した。
作手地区の小学生8人とその親が参加した。顧問の加藤智哉教諭が標本を入れて樹脂で閉じ込める工程を説明。参加者は思い思いの色を選んで樹脂を入れ、固まった後に磨いて完成させた。小学2年の釣本稔さん(7)は「最後の磨く作業は大変だったけれど楽しかった」と話した。
プロジェクト班からは2年の沢田小春さんと中野マツエさんが参加し、小学生に磨き方などを教えた。「外来種といわれても殺すだけでなく有効活用できることを考えたい」と話した。
今後は作手地区でのフェモラータオオモモブトハムシの生息調査などを計画する。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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