新城市商工会などでつくる軽トラ市の運営団体「のんほいルロット実行委員会」は3~4日、能登半島地震被災地を訪問する。石川県立輪島高校文化祭で4日に開かれる復興イベントに出展する。新城では2月から毎月、能登地方の物産展を続けているが、今度は現地を訪れて被災地寄付につなげる。
実行委員会も加盟する全国団体「軽トラ市でまちづくり団体連絡協議会」(軽団連)と、愛知大学地域政策学部の戸田敏行教授が企画。日本自動車工業会と石川県軽自動車協会が協力する。当初は9月31日~9月1日に輪島市内で開催予定だったが、台風10号接近の影響で延期した。
軽団連からは新城市の茶製品や五平餅をはじめ岩手県雫石町や宮崎県川南町、岐阜県下呂市など8カ所の名産品を出品。軽トラック2台で出展して各地の物産品を提供する。戸田教授は「トラックの荷台を活用すれば販売スペースにもなる。軽トラ市の開催が産業振興にもつながることを提案したい」と話した。
新城市では2月の軽トラ市から毎月、能登地方の特産品を取り寄せた販売会を開いて被災地支援活動を展開している。輪島高校訪問に先立ち、3日には宝達志水町など商品の仕入れ先を訪れる。実行委員の安彦誠一さんは「復興に向けて今後も継続して販売を続けることを伝えたい」と話した。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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