「セボネ」で高校生の大型造形作品を見て

2018/08/06 00:00(公開)
大胆な筆運びで三河弁をしたためる高校生=豊橋市駅前大通1で
 豊橋駅南側で9月1、2の両日ある「第15回とよはし都市型アートイベントsebone(セボネ)」で、地元高校生らによる大型造形作品が飾られる。「愛着のある言葉たち」をテーマに、三河弁をオーガンジー生地に毛筆でデザイン。1日、完成した作品をまちなかに設置し、イベントに花を添える。
 高校生による作品作りは、美術好きの生徒の制作機会や、他校同士の交流の場を設けようと昨年から実施。課題だった高校生の来場につなげる狙いもある。
 市内の高校生15人が参加し、水上ビルなどであった全4回のワークショップで完成させた。
 作品は高さ3㍍のテントからのれん(長さ1・4㍍)11本を吊るし、周囲を行灯(あんどん)で囲む。高校生たちは、講師の書家・藤橋靖子さん(豊川市)から個性的な文字の書き方を教わり、街歩きで拾った言葉や三河弁を白と黒のコントラストの美しいデザインでしたためた。
 県立小坂井高校1年の高橋千裕さん(16)は「セボネを訪れる人に作品を見て楽しい気持ちになってほしい」、県立豊橋西高校3年の宮野麗奈さん(17)は「他校との輪が広がった。セボネ当日に来て、ぜひ見た人に感想を聞いてみたい」と話している。
(飯塚雪)
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