園児が敬老ハガキ作り

2018/09/07 00:00(公開)
園児の作業を見守る東LC会員ら=昭和保育園で
 豊橋東ライオンズクラブ(廣野隆也会長)は「敬老の日」(9月17日)を前に6日、豊橋市東田町の昭和保育園(市川順修敬園長)を訪れ、祖父母に送る“敬老ハガキ”を描く園児を激励した。
 同クラブでは敬老の日の奉仕活動として、長年、同園にハガキの寄贈を続ける。今年も年長児44人、年中児40人が各2枚、祖父母へ感謝をこめたハガキを作成し、敬老の日に届くよう家から投函したり、直接手渡すことにしている。
 この日、激励に訪れたのは廣野会長ら5人。園児を前に市川園長と廣野会長があいさつし、「おじいさん、おばあさんに感謝の思いを込めてはがきで伝えましょう」などと呼び掛けた。
 園児は、事前にもらったハガキに、1枚には折り紙で作ったブドウを、もう1枚にはお月見のウサギを貼り付け、「げんきでね」「だいすき」「ありがとう」「あそぼうね」などのメッセージを添えたものを用意。この日は、仕上げとしてペンや色鉛筆でウサギの顔を描き込んだり、模様や背景を塗るなどして華やかな敬老ハガキを完成させた。
 会員は園児のテーブルを回っては手元をのぞき込み、「このウサギは男の子?」「かわいく描けたね」などと話しかけていた。「子どもたちと祖父母の良いコミュニケーション。孫からこんなハガキをもらったら本当にうれしいと思う」と廣野会長。社会福祉委員会の小林節子さんは「子どもたちとの触れ合いは高齢者の元気の源。園児には自分の祖父母だけでなく地域のお年寄りに対しても優しい気持ちを育んでもらいたい」と話していた。
 今年、同クラブでは園児に祖父母へのはがきとは別に合同作品の制作も依頼、年長園児が描いた自分の顔などの作品を「お年寄りに喜んでもらおう」と、市内高齢者福祉施設に寄贈する予定という。
(田中博子)
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