「このまち食堂」が台湾の日本食フェア出展

2018/09/15 00:00(公開)
山脇市長㊥を表敬訪問した丸山さん(左から3人目)と樽本さん(同2人目)ら=豊川市役所で
 台湾で開かれる日本食フェアに初出展する豊川市観光協会会員の移動車販売「このまち食堂」(丸山英昭代表)が14日、豊川市役所で山脇実市長らを表敬訪問した。豊川いなり寿司と、イチビキ製造のみそを使用したみそ汁などをセットで販売し、豊川のご当地グルメをPRする。
 日本食フェアは22日から10月7日までの約2週間、人口260万人の台湾・高雄市のショッピングモール「夢時代」で開催。このまち食堂はわさびや現地の食材を使ったトッピング形式のいなり寿司を中心に、一日100食を目標に毎日午前11時から午後10時まで販売する。現地に赴く樽本しのぶさん(49)は「台湾の方に多く食べてもらえるように頑張りたい」と意気込んだ。
 丸山代表(41)が移動車販売仲間の勧めで出展を決め、観光協会の紹介で御油町の第1工場が発祥のイチビキも協力。みそ汁用の赤だしみそや醤油(しょうゆ)を提供する。豊川いなり寿司と同様に、同社の日本最大級のみそ仕込み桶「丈三」も観光資源の魅力を発信する「とよかわブランド」に認定されており、中村光一郎社長は「豊川で生まれ育った会社として全力でサポートしたい」と約束した。
 観光協会副会長で、台湾と流通している平松食品の平松賢介社長も「台湾は日本食が好きな方が多く、いなり寿司も浸透しているので期待できる」と太鼓判を押した。丸山代表は「みその評判もイチビキさんに教えて、今後につなげていきたい」と話した。
(由本裕貴)
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

藤城建設 光生会 虹の森 蒲郡信用金庫 さわらび会 住まいLOVE不動産
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国