新城市旧庁舎で現代美術展

2018/10/04 00:00(公開)
1階で出展している鈴木さん=新城市役所旧庁舎で
 新城市役所旧庁舎(同市東入船)を会場に、新城現代アート展「新しい明日」が開かれている。取り壊し前の庁舎内の部屋をギャラリーに市内外の作家4人が室内の空間を生かした造形や、映像作品を出展している。入場無料。9日まで。
 世界にある“新しい城”を意味する都市の人たちによる「ニューキャッスル・アライアンス会議」が同市で行われるのに合わせて企画した。会議は近くの新城文化会館で行われ、その近くで11月に解体工事が始まる旧庁舎を会場にした。
 同市内の鈴木孝幸さんは窓口業務が行われていた1階で「植樹の森を歩く」と題した作品を発表。置かれていた机は撤去されて床板が広がる旧執務スペースに廃材や枝などをつるして展示。材料として用いられた木の行方を表現した。
 豊川市の田口由里衣さんは旧市長室、副市長室と秘書課室の3部屋で出品。小さなガラス玉を取り付けた針金をさした「ガラスワイヤー」を通した小石600個を使って円形をかたどり、集落の世界観を表した。
 他にも東京都の大﨑土夢さんが絵画、埼玉県の大和由佳さんが映像作品、新城、新城東高校の美術部作品も展示されている。
 期間中は毎日午前9時半から午後4時半まで開催している。
(安藤聡)
2階の旧副市長室に登場した田口さんの作品=同
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