にぎわう豊川稲荷の秋季大祭

2018/11/18 00:00(公開)
多くの提灯に火が灯された「花車」=豊川稲荷で
 豊川稲荷(豊川閣妙厳寺)で17日、豊作を祈願する秋季大祭(鎮座祭)が始まった。境内では日中から稚児行列や青空市などが開かれ、大勢の参拝客でにぎわった。
 日が暮れた午後5時半ごろからは、本殿前につるされた365個の提灯(ちょうちん)が円心円状に連なる「花車」の火入れが行われた。内側から順番に提灯の一つひとつにロウソクで火が灯(とも)され、最後に中央の提灯にも灯ると、高さ7㍍ほどに引き上げられて拍手が沸き上がった。この他、高さ約10㍍の2つの大提灯や、稲荷総門から山門までの参道に並ぶ約150個の提灯にも火が入れられ、幻想的なムードを醸し出した。
 提灯の火入れには滞在中の米国キュパティーノ市からの市民使節団も参加し、岩瀬和泉さん、琴乃さん親子の自宅にホームステイしているギルバート・ウォンさん(52)は「とても美しくて感動した。提灯が上がっていく時に『希望』と『平和』を感じた。両市の絆が深まっていくことを感じる」と話した。
(由本裕貴)
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