田原市サーフタウン構想 民間事業者からアイデア募る

2018/11/29 00:01(公開)
弥八島海浜公園の用地(田原市提供)
 市内で盛んなサーフィンを活用した地域活性化策、田原市サーフタウン構想で重点整備地区に位置づけられた「弥八島海浜公園(仮称)」(高松町)の事業化検討に向け、同市は28日、サウンディング型市場調査(アイデア募集)を始めた。民間事業者を対象とし、整備手法、事業運営などについて提案を受け、実現可能性などを把握する。
 同調査は、事業化検討段階で民間事業者に意見を求め、直接対話を通じて市場性の有無、実現可能性などを探る。田原市は初めて実施する。
 弥八島海浜公園の用地は、国内有数のサーフスポットで知られる太平洋に面したロングビーチの東端。広さ約2万9000平方㍍で、市有地となっている。ビーチを見下ろせる絶好の景色が広がる。約2万平方㍍を民間事業者に貸し付ける。
 求めるアイデアは、サーファーら来訪者、市民らが楽しむことのできる事業▽土地の立地特性を生かした事業▽宿泊施設としての事業▽まちの活性化につながる事業―。
 12月14日には現地説明会・見学会を開催し、アイデア募集への参加希望者は12月5日~来年2月8日までエントリーシートを受け付ける。2月19日~22日の間に、1事業者につき60分以内でヒアリング、意見交換する。市と全事業者の対話終了後、3月27日、実施結果(概要)が公表される。
 市は、眺望や高低差、森林など公園用地の特徴を生かしたアイデアを期待。来年度以降、事業者選定に向けて企画提案を公募する。
 ロングビーチは今年、“サーフィンの五輪”と称される国際大会「アーバンリサーチISAワールドサーフィンゲームス」(WG)の会場となった。42カ国の197人が参加し、選手たちも波を評価。開催期間中は約5万人が来場した。
 詳細は市のホームページで分かる。
(中村晋也)
海浜公園予定地の現場の様子
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