恐竜も迎春準備 豊橋市自然史博物館で大掃除

2018/12/22 00:01(公開)
ティラノサウルスの全身骨格のほこりをはけで払う学芸員=市自然史博物館で
 豊橋市自然史博物館で21日、人気の恐竜の全身骨格標本などの大掃除が行われた。恐竜たちは学芸員らに1年間の汚れを落としてもらい、新年を迎える準備を整えた。
 1993(平成5)年から続く大掃除で年の瀬の恒例行事。
 この日は、学芸員とボランティアら総勢32人が参加。全長6・6㍍の実物の恐竜化石エドモントサウルスは、学芸員が脚立に乗りながら、腰骨や頭などにはけを当て、丁寧にほこりを払っていた。また、屋外で展示する恐竜模型10体は、家庭での掃除と同じように洗剤とデッキブラシを使い、ボランティアらが土やこけを洗浄。23㍍もあるブラキオサウルスは足元を中心に磨いていった。
 化石担当の主任学芸員吉川博章さんは「1年のほこりを払ってすっきりした恐竜を、新年に見に来てほしい」と多くの来場を期待している。
(飯塚雪)
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