豊川の砥鹿神社で煤払祭

2018/12/27 00:00(公開)
忌竹で屋根のほこりを払い落とす老人クラブの会員ら=砥鹿神社で
 豊川市一宮町の三河国一之宮・砥鹿神社(岩崎和夫宮司)で26日、年末恒例の煤(すす)払祭が行われた。
 地元一宮町内の老人クラブ・宮前弥生会(田口智会長)の38人と、一宮クラブ(鈴木政昭会長)の29人が境内を清掃。格衣(かくえ)と呼ばれる白衣を身に付けた会員らが、忌竹(いみだけ)という葉の付いた3㍍近い7本の竹使い、屋根や軒先にたまった汚れを払い落とした。拝殿裏にある斎庭でも草取りや落ち葉拾いを行った。
 年2回、宮前弥生会は境内にある護国神社を、一宮クラブは分社にあたる津守神社をボランティアで清掃。来年1月には両クラブで合同親睦会を開くなど、交流を続けている。宮前弥生会の田口会長(78)は「来年は元号が変わるので、新しく和やかな気持ちでやっていきたい。災害のないいい年になってほしい」と期待した。
 砥鹿神社には今年の正月3日間で約18万人が訪れており、今回もイノシシを描いた大型の絵馬などが掲げられ、新年を迎える準備が整った。
(由本裕貴)
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