豊橋で「新春凧揚げ大会」

2019/01/04 00:00(公開)
キャラクターが描かれた凧を空高く上げる子どもたち=豊橋総合スポーツ公園で
 豊橋凧保存会(市川和生会長)が行う正月の風物詩「新春凧揚げ大会」が3日、豊橋総合スポーツ公園で開かれ、150㌢ほどのケロリ凧など地元の伝統凧が新春の青空を彩った。
 凧愛好家約40人が集合。豊橋伝統の「ケロリ凧」や「八ツ花凧」、田原の「けんか凧」など地元の凧をはじめ、セミの形や干支(えと)のイノシシがデザインされたものなど、手製の凧が舞った。
 帰省中の子どもたちも参加し、正月の遊びとして昔から親しまれてきた凧揚げに大喜び。強風に悪戦苦闘しながら、キャラクターの絵が描かれた凧をぐんぐん空高く上げていった。
 同保存会の山田隆一事務局長(71)は「デジタルな遊びが多い中、凧はすごくアナログ。子どもたちには、アナログな世界も大切にしてほしい」と話していた。
(飯塚雪)
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