豊川南部中、すわポン商店会とコラボ

2019/01/17 00:00(公開)
山本さんの絵を囲むコラボ企画に参加する生徒ら=豊川市立南部中で
 豊川市立南部中学校(河原克明校長)は16日、地元諏訪地区のすわポン商店会(髙木謙太郎会長)とのコラボレーション企画を発表した。同商店会や市開発ビルなどが今週末に開催するプリオでのイベント「すわまちマーケット」を中心に、生徒らのアイデアが現実となる。
 1年生は昨年7月、諏訪地区で街歩きを行い、活性化に向けたアイデアを練って発表。その中から4点の提案を商店会などが注目し、学校側の協力を得て実現することになった。
 19、20日のすわまちマーケットの会場となるプリオ5階で設置されるのはインスタ映えスポットで、生徒間の投票で選ばれた美術部・山本ひなさんの絵が展示される。山本さんは「カラフルな絵にしようと思った」と色とりどりの風船や傘などを描き、立つ位置によっては傘を持っているように写真撮影ができる。「子どもたちがたくさん撮ってSNSで発信してほしい」と期待する。
 また、2日目には生徒6人によるキッズワークショップを開催。「子どもたちに楽しんでもらい、リサイクルにも役立てたい」と、牛乳パックやペットボトルを使った小物入れやミサンガ作り体験を提供する。同日には、地元の6店舗が生徒のアイデアを参考に商品を売る「肉フェス」も計画している。
 そして、ジェラート店「センドハピネス」が女子生徒5人と共同開発したのはタピオカドリンク。ミルクティーやメロンソーダなど5種類で、3月16日のいなりんピック(市総合体育館)と同27日の「こどもがわらうとせかいがわらう」(蒲郡・竹島付近)で1個400円で販売する。
 すわまちマーケットを主催する八木智子さんは「親子で楽しんでもらえる企画ばかりで本当に楽しみ」と期待した。
(由本裕貴)
全5種類のタピオカドリンクをPRする生徒ら=同
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