豊橋市内で開催される「ええじゃないか　とよはし映画祭２０１９」（３月８～10日）の実行委員会は、インターネット上で募るクラウドファンディングで経費などを集めるため、26日正午から支援を受け付ける。これからの映画人を発掘、支援するコンペティションの開催や全上映作品へのゲスト登壇などにかかる経費などに充てる。
　クラウドファンディングは２月25日まで受け付ける。支援は三つのコースを用意し、６０００円と３万円、５万円。
　６０００円は、最前列を除く前列席に座れる鑑賞チケットなどが付く。３万円は、監督、俳優らの交流会（３月９日夜）に参加できるパーティー参加券と前列鑑賞チケットなどが付き、５万円ではパーティー参加券、前列鑑賞チケットに加え、壇上でゲストに花束を贈呈できる。
　現在上映が決まっている18作品ごとに募集し、いずれも先着順で限りがある。クラウドファンディングの目標額は１００万円で、達成の可否にかかわらず、前列鑑賞、パーティー参加券などは行使される。
　自主制作作品を募るコンペティションは、映画祭ディレクターで豊橋ふるさと大使の映画監督・園子温さん（豊川出身）や、審査委員長を務めるテレビドラマ「北の国」の演出などで知られる豊橋出身の杉田成道さん（同大使）の意向でもあり、初めて開催する。
　現在、国内外から約１００作品が寄せられ、支援金は賞金（グランプリ50万円など総額１００万円）などに充てる。
　クラウドファンディングや現在上映が決まっている18作品の日程は、映画祭の公式ホームページへ。
（中村晋也）