「渥美半島たはらブランド」新たに6品を認定

2019/01/30 00:00(公開)
新たに「渥美半島たはらブランド」に認定された品々=田原市役所で
 地元生まれの農畜水産物や加工食品、特産品などを対象に田原市が定める独自の認定制度「渥美半島たはらブランド」に「伊良湖黒牛カレー」「菜の花杏仁」「あじわい和香茶」など新たに6品が認定された。28日、山下政良市長が市役所で各社の代表者に認定書を手渡した。
 市内の法人、個人事業主から募り、田原らしさ、安全性などを審査、地域特性を生かした優れた産品などを同ブランドに認定している。2016(平成28)年から始め、7回目の認定審査会で選ばれた6品を合わせて124品となった。
 田原産牛乳をたっぷり使った杏仁豆腐に咲き誇る菜の花のハチミツをあしらった「菜の花杏仁」は、出店するイベントで瞬く間に完売する人気商品。もう一品の「おぼろ杏仁」はプレーンとマンゴー、2種類のジュレから選べる一品で、売り出す菓子製造業「080杏露」の齋藤豊代表(30)は「田原を代表するスイーツになるよう頑張りたい」と意気込む。
 同市野田町で3代続く茶農家の「河合製茶」は一番摘み茶葉を使用し、渋みが少ない優しい味わいが特徴の紅茶「あじわい和香茶」と、乾燥させたイチゴとオレンジを入れたフレーバーティーの計3品が認定。
 「伊良湖黒牛カレー」(田原観光情報サービスセンター)は、市内のA5特選黒毛和牛・伊良湖黒牛の肉がゴロゴロと入るレトルトカレーで、地元産野菜の甘味や7種類のスパイスが香る。「インスタントのレベルではないと言われる。リピーターもいる」と担当者。道の駅田原めっくんはうすに設置した6次産業加工場で半年をかけて開発した力作で、昨年9月から販売している。
 認定品は「渥美半島たはらブランド」として売り出せるほか、市のホームページやパンフレットで紹介され、ふるさと納税の返礼品としても活用される。
(飯塚雪)
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