愛知の農林水産物を体感

　「見て！触って！感じて！」―。県は、県外からの来訪者に県産の農林水産物を体感してもらおうと「いいよね！愛◎地産　体感フェア」を22日、名古屋市のミッドランドスクエアで始めた。
　同イベントは、東三河のパフォーマンス集団「花男子」とのミニブーケづくり、抹茶の石臼挽きなどを体験できる。また、東三河の企業らが地元食材を使用した食品を販売、多くの人が買い求めた。
　午後３時半から行われたブーケづくり教室では、先着４名が「花男子」のフローリストＫｅｎｎｙさんから作り方を学んだ。
　ブースには、県産のバラやカーネーションなど色とりどりの花およそ30種類が展示された。参加者が自ら花を選び、講師が細かい指使いまで指導。最後にラッピングをし、完全オリジナルの花束を完成させた。
　参加者の１人、大谷紀子さんは「主人へのプレゼント用に作りました。ダーク系の色が似合うから」と笑顔。講師のＫｅｎｎｙさんは「楽しかった。これからも愛知の花の良さを伝えていきたい」と話した。
　また、西尾茶協同組合監修の抹茶石臼挽き体験に参加した石原ゆなさんは「重くて疲れたけど楽しかった」と話した。
　さらに、地元食材を使用した食品もブースに並び、「名古屋コーチンカステラ」（丸トポートリー）、「うずらたま５くん」（豊橋養鶉農業協同組合）、「名古屋コーチンカステラ」（丸トポートリー）、「味噌煮込みうどん」（金トビ志賀）など東三河企業が出店した。
　同イベントは入場料無料。24日まで。開催時間は午前11時から午後８時まで。
（木村裕貴）